鈴機工業株式会社 

鈴機工業(株)  写真館

鈴機工業株式会社の歴史をご紹介いたします。

鈴木機械有限会社創業当時の社屋

部品の修理や金物製作の会社としていわき市平童子町に創業しました。タクシーの運転手さんが、車の部品加工依頼に来てくださいました。

KSコンロ開発(卓上石油コンロ)

ガスが普及する以前、石油コンロが好まれていました。自社ブランド製品を開発しました。

KSコンロ開発&製作メンバー

すべての部品を自社にて生産して、安定した仕事受注を目指しました。販売に携わっていた祖母から、「ウニの貝焼きを作る沿岸部のおかみさんに喜ばれた」という話を聞きましたが、受注は厳しい状態だったようです。

創業者 鈴木健夫

持ち前の器用さを生かして、部品の加工や製品の開発、滑り台などの遊具、手すりなどのさまざまな金属加工に挑戦してきました。

看板下地

商店会の看板の下地です。昭和33年施工。金属部品の取り付けも、高所での要素が含まれてきました。

鉄骨建て方風景

昭和30年代の建て方風景です。軽量鉄骨なので、建てる時の自重による変形を、身近な道具で調整しながらの職人芸であったことが想像される一枚です。

温室製作

温室の製作を依頼されて、かなりの件数を施工したそうです。鉄製枠を製作し、そこにガラスをはめ込み、パテで固定する。評判は良かったようなのですが、手間がかかって大変だったようです。

軽量鉄骨造体育館

H型鋼がなかった時代は、アングル材などを駆使して、大スパン構造物を製作していました。たわみを取り除きながらの作業。建て方用のクレーンもなかったので、知恵を出し合いながら製作した先人の技術力に脱帽です。

建て方風景

クレーンがなかった時代の建て方風景です。
ワイヤ巻き上げ機を駆使して建てています。